業務用チャット / Bestllamの実演
AIへの依頼と回答をCSVで保存し、文章の確認や振り返りに使う
AIで作った文章を見直すとき、回答だけでは「何を条件に作ったか」がわからなくなります。Bestllamでは、会話のエクスポートから入力と回答をまとめてCSVに保存できます。今回は、実演で作った社内告知の会話をそのまま保存し、依頼条件と出力を見比べました。
できあがったもの
まずは、完成形を見る
CSVにはrole・content・typeの3列があり、UserとAssistantの2行が保存されていました。User行には元の依頼とイベント情報、Assistant行には生成された告知文が入っています。「会場:未定」という入力と「会場:要確認」という回答も確認できました。
1. 保存する会話と、その内容を確かめる
対象にしたのは、告知テンプレートで作った「ランチタイム勉強会」の会話です。入力には日時・対象者・申込期限・未定の会場があり、回答にはそれらを整理した案内文があります。
残したい会話を開き、回答下の「エクスポート」を押します。生成モデルへ「CSVにして」と再依頼する操作ではなく、Bestllamの会話保存機能を使いました。
2. エクスポート形式でCSVを選ぶ
ダイアログに対象のトピック名が表示されます。形式の選択肢はJSONとCSV。今回は表として読みたいのでCSVを選び、「OK」でダウンロードしました。
保存前には対象の会話と共有してよい内容かを確認し、保存後に必要な依頼条件が含まれているかを照合します。
3. UserとAssistantを分けて、条件と結果を見比べる
取得したCSVのUser行には、「情報が足りない場合は要確認とする」という指示と、イベントの入力値が保存されていました。Assistant行には、画面に表示された告知文が入っています。
改行を含む本文はcontent列の一つの値として保持されます。回答には見出しの#や強調の**といったMarkdown表記も残っていました。画面の見た目を画像で固定する保存とは異なります。
| 列 | 今回入っていた内容 |
|---|---|
| role | UserまたはAssistant |
| content | 依頼文とイベント条件、または実際の回答本文 |
| type | text |
4. よい依頼を残し、次の仕事に再利用する
回答と依頼を一緒に残しておけば、「この条件が文章に反映されたか」を確認できます。よかった依頼を見つけたら、テンプレートやワーキングセットの共通指示を整える材料にもなります。
今回は1往復のテキスト会話を確認しました。添付ファイルの実体、画像、分岐を含むすべての履歴がこのCSVに入るとは扱っていません。また、会話の保存は、送信前に入力をチェックする監査機能とは別の機能です。
よくある質問
AIにもう一度CSVを作らせるのですか?
いいえ。この実演では回答下のエクスポート操作を使いました。依頼と回答を新しく生成し直していません。
回答だけが保存されますか?
今回のCSVには、Userの入力とAssistantの回答が各1行、合計2行保存されていました。
画面と同じ見た目になりますか?
CSVの本文にはMarkdownの見出しや強調記号が残ります。画面の見た目をそのまま保存するものではありません。
監査ログとして使えますか?
この記事で扱うのは会話内容のエクスポートです。改変を防ぐ監査記録や、全利用履歴を網羅する仕組みとしての検証はしていません。